4・8ボクシングデビュー戦の那須川天心「今回の試合はボクシングからの果たし状」、対戦相手の与那覇勇気は「俺は甘くない」とギラギラ
那須川は立ち上がって最初の挨拶
那須川は今回のボクシング転向について「那須川天心第2章」と表現。第2章にボクシングを選んだことについては「僕の人生は挑戦しかない。ずっとチャンピオンでいるのも好きではない。そういう柄でもないというか、そういう人生はやりたくないと思ったので、だったら新しいことに挑戦したい。ボクシングは昔から見ていたし、格闘技がとにかく好きなので、だったらそういうところに飛び込んで、自分の可能性をどこまで信じられるかということを自分の体で体現して、みんなに見てもらいたいという気持ちがある」などと語った。
ファンとしては当然、那須川が世界のベルトを巻く姿に期待するところなのだが、那須川自身は「みんなが見て納得する形はベルトだと思うので、そこを目指して、チャンピオンベルトを巻きたいと思っている」と目標に掲げながらも「みんな最短でとか、すぐに世界チャンピオンとか思っている人も多いと思うが、僕はそんなに考えていない。やっぱり納得させるものが出せないと。最短とか、すぐに世界とかは意識はしていない。もちろん取りたいという思いはあるが、整えてからじゃないと難しいなと思っている。でも希望はあるかなと思っている」などと冷静に自らを見つめた。