海人がイ・ソンヒョンの持つミドル級王座に挑戦。「RISEも背負って世界で戦っていきたい」【RISE ELDORADO】
会見で海人は「ソンヒョン選手とは再戦。前回はSBのリングで戦ったが、その時からソンヒョン選手とはRISEルールで戦いたいと持っていたので、その時がやっと来たなと思っている。前回より、ソンヒョン選手もだと思うが、自分のほうが圧倒的に強くなっているので、それを結果で見せたい。勝ちたいというより、勝ちます。前回は判定だったので、しっかり倒して白黒はっきりつけたい」と自信のコメント。
RISE王座については「僕自身、あまり“ベルトが欲しい欲しい”というタイプではないが、RISEのベルトの価値を上げていきたいし、世界に戦いに行く時はRISEも背負って戦っていきたいと思っているので、そういう意味でも形として持っておきたいと思っている」などと語った。すでに日本では敵なし状態なのだが、王者になれば日本人選手との防衛戦の可能性も出てくる。これについては「その辺は難しい。正直、日本人選手とやるのは緑川さんとの試合が最後なのかと思っていたので。でもベルトを持っていれば防衛戦は必ずあること。その時その時の状況で決めていければと思っている」と語るにとどめた。
ソンヒョンについては「正直、試合間隔が開いていたので、緑川さんとの試合を見たが、自分とやった時のほうがスピードもあったし、戦いやすそうに戦っていた。試合間隔が開いたからなのかと思うが、この間、緑川さんと試合をしてその辺の勘も取り戻していると思うので、強くなったソンヒョン選手と戦えるのかなと思っている。ソンヒョン選手もまだ世界レベルの選手だと思っているので、世界との一戦だと思って今回、戦うつもりでいる」と語った。
今後については「しっかりソンヒョン選手に勝って、ベルトを持ってGLORYに乗り込めればと思っている」といよいよ“対世界”の戦いに打って出る。RISEの伊藤代表によると海人は3月11日に開催される「GLORY 84」に参戦予定だったが諸般の事情で流れ今回のタイトル戦が実現したとのことで、「夏までには原口健飛と海人はGLORYのナンバーシリーズに参戦させたいと思っている」とも語っている。
〈2月15日発表のカード〉
◆RISEミドル級(-70kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
イ・ソンヒョン(王者/RAON/第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)vs 海人(挑戦者/TEAM F.O.D/同級1位、S-cup2018世界王者、第2代SB日本スーパーライト級王者)
◆Super Fight!-53.5kg契約 3分3R延長1R
大﨑一貴(OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)vs ハビエル・セシーリオ(スペイン/ELITE GYM)
◆Super Fight!-47.5kg契約 3分3R延長1R
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/第2代RISE QUEENアトム級王者)vs ビョン・ボギョン(韓国/MUYEMARU/KTK女子52kg級王者、KTK女子48級王者、2018年Kick Hero 48王者)
◆Super Fight!-54kg契約 3分3R延長1R
田丸 辰(TRY HARD GYM/初代RISEフライ級王者、初代RISEスーパーフライ級王者)vs 風音(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級1位、RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝)
◆ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
憂也(魁塾/同級6位、第2代DEEP☆KICK-65kg王者)vs モトヤスック(治政館/WMOインターナショナルスーパーウェルター級王者、初代JKAウェルター級王者)
◆オープニングファイト バンタム級(-55kg) 3分3R
京 介(TOP DIAMOND/スーパーフライ級7位)vs 彪 司(TEAM TEPPEN/スーパーフライ級10位、King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
◆オープニングファイト -56kg契約 3分3R
モンタナ・アーツ(オランダ/TEAM AERTS)vs きたりこ(FASCINATE FIGHT TEAM)
〈既報のカード〉
◆RISE世界バンタム級(-55kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
志朗(日本/BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kgトーナメント優勝)vs ディーゼルレック・ウォーワンチャイ(タイ/ペッティンディームエタイアカデミー/True4Uスーパーバンタム級王者)
◆ISKA世界ライトウェルター級(-65㎏) 王座決定戦 3分5R
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者)vs ジェレミー・モンテーリョ(フランス/Kona team/ISKA世界ライトウェルター級オリエンタルルール王者)
◆Super Fight!スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者、第5代RISEライト級王者)vs 佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第8代Krushスーパー・ライト級王者、第4代Krushライト級王者、K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント準優勝)
◆Super Fight!フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
門口佳佑(EX ARES/第5代RISEフェザー級王者)vs 新美貴士(名古屋JKファクトリー/第5代Krushフェザー級王者)
◆-90kg契約 3分3R延長1R
南原健太(極真会館/RISEヘビー級3位、2022オープントーナメント全日本体重別空手道選手権大会 男子軽重量級(-90kg)優勝)vs 愛鷹 亮(力道場静岡/初代Bigbangヘビー級王者)
◆オープンフィンガーマッチ -65kg契約 3分3R
山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)vs タリソン”Crazy Cyclone”フェレイラ(ブラジル/Champions Factory/SAIKYO GP優勝)
◆スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
一馬(MONSTAR GYM/同級1位)vs 大雅(TRY HARD GYM/同級7位、元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)