詐欺で逮捕のぱんちゃん璃奈が謝罪会見も事件はまだ未解決。事件に関するコメントは警察から許可が下りず

プロデューサーとして王者の不祥事に頭を下げる宮田氏

3・5代々木大会でエキシビションマッチを行うことを発表

 会見では現在、ぱんちゃんが保持する「KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座」について本人の「けじめとして返上したい」という申し出をKNOCK OUT側が受理したことが発表された。

 これについてぱんちゃんは「デビューの時からたくさん育ててくださった団体のベルトには愛着はあるが、自分がしたこと、今の自分の立場でベルトを保有するということはおかしいと思うので、団体にお返しするべきだと思った。チャンピオンでありながらこういったことをしてしまって申し訳ないんですが、ベルトは返上させていただきます」と語った。

 今後について宮田氏は「ぱんちゃん選手とコミュニケーションを取っていて、2月に入ってから、今回の事件を深く反省して、自分がやったことを悔い改めると同時に、今後についてはまたファイターとして再出発したいという意思表示をもらった。これを受けてプロデューサーとして、運営会社のDef Fellowの山口代表、桜田オーナー、KNOCK OUTがお世話になっている方々に相談させてもらったうえで、KNOCK OUTとして、ファイターぱんちゃん璃奈選手の今後の道を作っていきたいと考えている」とKNOCK OUTでの復帰を発表。

「警察からもプロファイターとしての活動も練習だけでなく、試合もやって問題ないという言葉をいただいた。復帰戦については5月か6月についてはできるのではないか。その前段階として3月5日の代々木大会でエキシビションマッチを行うことを決定した」とKNOCKOUT初のビッグマッチとなる「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でエキシビションマッチを行うことを発表した。

 これについてぱんちゃんは「リングに立つのが早すぎるという声があって当たり前だと思うので、そこをしっかり受け止める。ただ、応援してくださる方がまだたくさんいるので、もう一度頑張っていきたい」などと声を詰まらせながら語った。