EXILE MAKIDAI「自分たちの歩みを分かりやすく」EXILEを深堀りする『EXILE MUSIC HISTORY』を発売


 EXLE MAKIDAIがEXILEの歴史を深堀りする書籍『EXILE MUSIC HISTORY』(blueprint)を上梓、17日、その刊行を記念したイベントを都内で行った。

 21周年を迎えたEXILEが生み出し届けて来たエンタテイメントを、楽曲や作品、パフォーマンスなどクリエイションから紐解いていく本。

  MAKIDAIは、「EXILEは21周年イヤーに入りました。20年以上の時が経つと、この1曲でとか1回のライブでEXILEを説明するっていうのはなかなか難しいことかもしれないなと思っています。この『EXILE MUSIC HISTORY』でEXILEのクリエイティブに携わってくださった方々との対談を通して、またディスコグラフィを形にすることで、自分たちの歩みを分かりやすくお伝えできるのではないか思いました」。また、「最近になって、EXILEやEXILE TRIBEを知ってくださった方が、もともとこういう歩み、ストーリーがあって今があるんだと思っていただけたら」と付け加えた。

 

 EXILEのオリジナルメンバーで、クリエイティブユニットのPKCZでDJとしても活躍するMAKIDAIが、ATSUSHIやAKIRA、白濱亜嵐のEXILEのメンバーや、D.O.I、KENJI SANO、PATO&SEVA、T.KuraなどEXILEの作品を支えてきた面々らとの対談を通じて、EXILEの歴史を深堀りする。

 印象に残ったエピソードを聞かれると「本当に全部」としたうえで、EXILEを代表曲のひとつ『Lovers Again』をあげ、「バラードだけど振りにはKRUMPがべースに入っている意外性。思い起こしてみるとバラードにKRUMPを入れてるグループはそんなにはないだろうなと思ったり。いろんな方にEXILEを色付けしていただいたんだなと思いました」

 また、松尾潔、小竹正人を筆頭にEXILEと縁のあるクリエイターや音楽ライター、そしてRIKU(THE RAMPAGE)によるオリジナルアルバムのレビューなども掲載している。

 MAKIDAIは、「EXILEのデビュー当時から応援してくださっている方にとっては一緒に歩んできた思い出にもなると思いますし、近年で知っていただいた方は、今のEXILEであったりEXILE TRIBEのライブや作品に少し奥行きを感じてみていただけるのでなないかと思います」と、アピールした。


「EXILEは旅を続けている」

 20年超の時を重ねて来たEXILEは、短くはない歴史の中で、メンバーや構成などさまざまな変化を経験しながら進んできた。MAKIDAIが、ÜSA、MATSUとともにパフォーマーを勇退した以降も進化と深化を続けている。

「EXILEには放浪者、旅を続けているイメージがすごくある」と、MAKIDAI。「(現在のEXILEは)デビュー当時と違う曲調が出てきていたり、ダンスひとつをとっても、今のメンバーだからできていること、進化している部分も感じます。ソロもあったり、兼任しているメンバーもいますから、それがどのようにEXILEとして表現されていくのかなというのが楽しみです」と、話した。

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