戸塚祥太、加藤和樹、辰巳雄大ら令和のビートルズが再びギターをかき鳴らす! 舞台『BACKBEAT』
4年のインターバルを感じさせない演奏には、初演時から続いていた5人の絆もあったよう。
「それこそ小学校とかちっちゃいときから一緒に育ってきたような、安心感がある」と、加藤。「とにかくみんないいやつなんです。気も使わないし、言葉を交わさなくても通じ合える何かがあって、お互いの目を見ただけで、体調とか、ちょっと今しんどいんだろうなっていうのがわかっちゃう。ある意味、家族よりもこう強い絆みたいなものがある。多分、初演を、カンパニーで作り上げたからこそだと思います」
初演を終えてからも連絡を取り合い、加藤の自宅で加藤がゼロから仕込んだというスタミナたっぷりのラーメン「加藤二郎」をみんなで食べる会もあったという。
そんななか、ポール役のJUONがバンドでいつか演奏しようと完全オリジナル曲を書き下ろしたといい、辰巳は「4年前も同じことを言ったと思うんですけど、またこのバンドでCDデビューの夢が近づいたなって。このバンドでのCD デビューは諦めてない、このバンドで音楽界に足踏み入れられたらいいなと思ってやってます」と熱弁。「願いを言霊にして届ければどっかの何かが必ず動く。これは僕、ふぉ~ゆ~として生きててずっと実感しています」と、強調した。
見どころについて聞かれると、顔を見合わせ「見どころだらけですね」。芝居はもちろん、歌う曲数や、ストーリーや心情に合わせて演奏が変わっていくところなどをあげた。
最後に戸塚は「令和のビートルズが帰ってきました。ビートルズが常に変化して進化し続けてきたように、僕たちも再演とはいえ過去の自分たちをなぞらずに進化した自分たちで皆さんの前に立ちたいと思ってます。劇場で会いましょう」と呼びかけた。
製作発表には、尾藤、愛加あゆも出席した。
プレビュー公演が4月23日に江戸川区総合文化センター大ホールで。本公演は兵庫からで4月28日に兵庫県県立芸術文化センター阪急中ホールで初日を迎える。東京公演は、熊本、大阪での公演を経て、5月24日から31日まで、東京建物 Brillia HALL。