紗倉まなが「ままならない恋愛」を描いた最新小説集『ごっこ』を刊行。自らの恋愛は「ことごとく玉砕」

自らの恋愛についても語った紗倉

「純粋な好きを貫けないといったあたりとかがすごく似ている」

 その中でも自分に一番近いキャラとしては「どれも私に似ている部分があるんですが、一番色濃く反映されていると思うのは『見知らぬ人』の主人公です。好きなのに、好きな相手に対して、それでも短所を見つけ出そうとしたりとか、純粋な好きを貫けないといったあたりとかがすごく似ている気がします」という。

 もともと今回の作品が「ままならない恋愛」を描くことになったことについては「これまでの恋愛がことごとくうまくいかなかったからかもしれません」という紗倉はこの日も自らの恋愛については「ことごとく玉砕してきた感じでした(笑)」と語る。その原因については「もっと寛容に受け止められれば、うまくいく関係だったと思うんですが、自分で澱ませている部分とか、そういうところかもしれません」などと振り返った。