古坂大魔王が小学生を相手に出張授業。「最後の最後まで辞めなければなんとかなる」と夢を持ち続ける事の大事さを語る

約300人の子供たちが古坂の話に聞き入った(撮影・堀田真央人)

うまくいかなかった人も明日にはうまくいく可能性もある

 ここで先ほどの「1カ月1億円稼ぎたい」という例を持ち出し「1億円って自分が思えばいい。1億円という数字にこだわるなら、1億円もらっている人の話をたくさん聞けばいい。どうやって1億円をもらったのか。まずは1億円という数字を追いかける。正直、月1億円もらう人はわんさかいる。全く法外なお金ではない。思えばなれる。インターネットではダメだった人の話が多く出回る。“そんなことやってもうまくいくかい!”と。うまくいかなかった人はそう言う。でもうまくいかなかった人も明日にはうまくいく可能性もあるんで、そんなこと気にしないで最後の最後まで辞めない。辞めなければなんとかなる」などと夢を追い続けることの大事さを説く。

 その一方で「でも辞めないと不幸になる人はいる。足が遅いのに100メートルでオリンピックに出たいというのは現実的には無理。1億円が無理なら、1億円に値する仕事をしよう。1億円を払っても欲しいという思いになろう。方向は一緒。お金の1億円以外にも1億円というものはある。最近思うのは育児。今は仕事を少なくして4歳と2歳の子供を一生懸命育てている。育児はすげえ大変だが1億円の価値があるという感じがしている」などとも語った。