10代ファイター4人によるトーナメントはダークホースの松本天志が優勝。フライ級王者・田丸辰に挑戦へ【RISE166】
準決勝、序盤は空龍(右)がペースを握ったが…(撮影・三田春樹)
準決勝では空龍に判定勝ち
松本は準決勝では空龍と対戦。空龍は昨年行われた「初代フライ級王座決定トーナメント」に出場。準決勝で優勝した田丸辰と対戦も偶然のバッティングが起こりノーコンテストに。仕切り直しの一戦は自らのコロナ感染で結局はトーナメントを棄権することになってしまった。
ともに18歳ではあるがキャリアで勝る空龍。対して松本はダークホース的な存在と目されていた。
1R、ともにサウスポーの構え。空龍は右インロー、松本は右ミドル。松本も右インロー。空龍は右インローからパンチをまとめる。松本もワンツー。空龍は右ジャブから左ストレート。
2R、ともに右ローから距離を詰めてパンチの打ち合いに。空龍の右インローに松本の足が流れる。松本がパンチを連打も空龍はがっちりガードしパンチで反撃。前に出て左ロー。松本も左右のボディーで反撃。空龍は左右のボディーから右インロー、左ロー。空龍の入り際に松本がパンチを連打も空龍のガードは固い。それでも回転の速いパンチを打ち込んでいく松本。何発かはガードをかいくぐり空龍の顔面にヒット。