さばきたて本マグロ、こぼれるイクラ… “食フェスの聖地” 代々木公園で「魚ジャパンフェス」

「かに船」の「ノドグロ入りふくしま全部のせ丼」2000円(税込)

「発見!ふくしまお魚まつり」の「かに船」ブースでは、福島県各地の特産魚介類を使った「ふくしまご当地海鮮丼」をご用意。中でも相馬市のノドグロとヒラメ、浪江町のシラウオ、いわき市のアナゴなどがどど~んと載った「ノドグロ入りふくしま全部のせ丼」は、ひとつで福島の海の幸がすべて堪能できる争奪戦必至のメニューとなる。

 会場には今が旬の各地のカキがそろい、食べ比べもできる。「かき小屋食堂」の「かきラーメン」は、カキの出汁汁から取った濃厚なオイスタースープと醤油ベースのタレをブレンドし、さらにぷりぷりの食感とミルキーな味わいのカキをトッピング。カキからしたたるエキスもプラスされたスープは最後の一滴まで楽しめる。

 大人の方には「福島県酒造協同組合」の「福島の地酒飲みくらべセット」をおすすめ。記者が選んだ「新酒セット」は、今しか飲めない搾りたての新酒3種類が飲み比べできる。この日は「千駒 大吟醸」「陣屋 特別純米 初しぼり本生」「奈良萬 酒未来 純米吟醸生」の3種類で、どれもフレッシュで爽やかな酸味や香りが素晴らしい。ちなみに魚料理と合わせるなら「純米セット」がぴったりだそう。

 ステージでは毎日1回「常磐もの」の冬の味覚の代表格であるアンコウの吊るし切りを披露するほか、「福島県西郷村」ブースでは「ますつり公園」が出張したニジマス釣り堀が登場するなど、実演や体験スポットも充実している。

「第4回SAKANA&JAPAN FESTIVAL2023」は代々木公園 イベント広場~並木通りにて26日まで。「発見!ふくしまお魚まつり」も同時開催、入場無料。