初参戦の白幡裕星「バンタム級の起爆剤になる」、バンタム級に復帰の吉岡ビギンは計量クリアで“どや顔”【Krush】

計量をクリアしポーズを決める吉岡

 対する吉岡は2020年に行われた「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」を制して王座を獲得も、翌年3月に行われた初防衛戦では計量オーバーで王座はく奪。スーパー・バンタム級に階級を上げ「王座決定トーナメント」にエントリーされるもここでも計量をクリアできずワンマッチに変更になるという失態を犯した。その試合で璃明武に判定負け、次戦では永坂吏羅にKO負けと現在3連敗中。今回はバンタム級に戻しての参戦となる。

 注目された計量は52.9kgでクリアし、どや顔でポーズを決めた。会見では「もう“計量オーバー”とは言わせない、吉岡ビギンです。明日は取りあえず試合を楽しみにしていただければ。明日は自分が勝ちます」と挨拶。元王者ではあるが「自分は元Krush王者ではあるが、そんな肩書は今はいらないと思っているし、(計量を)オーバーした身なので。今は挑戦者としか思っていない」とチャレンジャーの気持ちで試合に臨む気概を見せた。そして最後は「明日は何が何でも勝つ。バンタム級にまたビギンが戻ってきたということをしっかりと思わせるように頑張る」と意気込んだ。

「Krush.146」(2月25日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフライ級/3分3R
長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs 安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushバンタム級/3分3R
中澤誠弥(PITBULL)vs 小島卓也(優弥道場)

◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)vs 堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)

◆第2試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
夜叉猿(力道場静岡)vs 小田尋久(TEAM3K)

◆第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
内田 晶(チーム・タイガーホーク)vs 倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
水津空良(優弥道場)vs 健介(Jay’s Box)

◆第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 龍斗(team NOVA)

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
昇也(士魂村上塾)vs 児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆第7試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
吉岡ビギン(team ALL-WIN / 9+ nine plus lab.)vs 白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆第8試合/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)vs 幸輝(インタージム)

◆セミファイナル(第9試合)/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
横山朋哉(リーブルロア)vs ペットサムイ・シムラ(タイ/志村道場)

◆メインイベント(第10試合)/Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
池田幸司(ReBORN経堂)vs 松谷 桐(ALONZA ABLAZE)
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