“ミスターDDT”HARASHIMAが2・26後楽園での納谷幸男とのKO-D無差別級王座挑戦者決定戦に向け決意【DDT】
火野の胸板にミドルキックを叩き込むHARASHIMA
新王者・火野に挑戦表明した理由の一つに、団体の“周年興行”へのこだわりがある。
「樋口vs火野戦で、漠然と樋口が勝つんだろうと思って見てたら、火野君が勝っちゃって。DDTの周年興行で所属じゃない人がチャンピオンかって。周年興行だからこそ、行かなきゃって気持ちがより強くなったんです。今のDDTを見てるファンもいるけど、周年興行ということで、最近見てなかった人も注目するじゃないですか。そのとき“今のチャンピオンはDDTじゃないんだ”って。挑戦する人も“誰だろう?”ってなるのもさびしいと思うんで、僕が行きました」
挑戦権を争うことになった納谷については「コスチュームを変えて、雰囲気も変わって、昔に比べると自信を持って試合してるなって気はします。やっと体格も生かして、ちゃんと自分のスタイルが表現できてきてるなと思います」と見ている。
身長2メートルを超える納谷とは大きな体格差があるが「体格と勢い以外は全部弱点じゃないですか」とバッサリ。「僕が去年D王にエントリーされなかったり、シングルでアピールする場がほぼなかった。メインストーリーというかアピールする場がないと、忘れられてしまうというか、そういうことを感じてしまう。自分はまだまだこれからだと思ってやってるんです。D王に出場できなかったとか悔しい思いがあったんで、このチャンスで勝って、自分がまだまだDDTの中心でやってるということをアピールするためにも絶対勝たないといけない試合ですね」と力を込めた。