伝えたい言葉は「堂々と育ってください」 初代虎の佐山サトルが児童養護施設などの子どもたちにランドセルを贈呈
代表の子にランドセルを手渡す
佐山は冒頭「こういう運動を50年近くやっていますが、皆さんに喜んでいただけるとともに、皆さんにプレゼントすることが自分たちもとてもうれしくて、毎年ここに来ています。僕の先輩のアントニオ猪木さんたちも積極的にやっていて、ずっと代々続いている。それを後輩たちも受け継いでくれている。皆さんとともにこういう機会を分かち合っていきたいと思っています。それと関係各位の方々、ご協力、誠にありがとうございます。これは皆さんとともに全国に広がる運動です。これを機会に大きく広くまっていけばと思っています」などと挨拶した。
その後、佐山は代表の子供に自らランドセルを手渡しながら激励の言葉をかけた。そしてスーパー・タイガーらがランドセルの贈呈を行う姿に目を細めた。
贈呈式には「社会福祉法人 久良岐母子福祉会」の長井晶子理事長らが出席。長井氏は挨拶の中で「母子生活支援施設に入所している方々はDVといわれているような夫からの虐待によって入所している方が多い。その方々は自分が出掛けられる範囲が規定されており、本日ここに参加できなかった人もいる」といった母子を取り巻く状況を説明する場面もあった。