THE RAMPAGEの陣「意外と1人好きやなと思っちゃった」? 初めての一人舞台『Slip Skid』開幕
通し稽古の客席にはメンバーの姿もあり、終演後には扉の外から陣を労う声も聞こえた。
「メンバー自身も一人舞台というものを見たことがない。多分全員ないので、どれぐらいしんどいことなのか、大変さみたいなことはちょっと図り知れないみたいなことを言ってました。メンバーの(長谷川)慎も主演やったり、少人数で舞台やったメンバーもいるんで、なんかそのつらさも分かってくれるというか、共有してくれました。さっきも、演じてる感じがしなくてすごかったとか、山彰(山本彰吾)がなんか映画見てるみたいでしたって言ってくれたのがすごくうれしかったです」
きょう2日、いよいよ幕を開けた。「あと何公演というのではなく、常にその公演のことを考え、その公演に集中するってことを意識して取り組んでいきたいと」と意気込む。
陣は、「今この世の中って、すぐに答えを求めたがったりすると思うんですけど、舞台とかライブとかそうなんですけど、見に来た人が感じたものが正解であって、これはこうだよねとか、これはこうあるべきだとかそういうのはまったく考えなくていい。そのまま受け止めて、主人公がもどかしくてイライラしたら、それはそれでいいし、私もそういうことあると共感してもいい。自由にこの舞台を楽しんで帰っていただけたら僕はうれしく思います」と、メッセージを送った。
5日まで同所で。全7公演。
初日に向けて気合?「8時に起きます」
取材のなかで、報道陣から初めての一人舞台の成功のための験担ぎとしてしていることはあるかという質問も。先に上演された舞台『ロミオ&ジュリエット』で主演した長谷川は赤いパンツを履くと話し、それがニュースの見出しになった。
陣はというと少し考えて、「早く起きる!……これ違うな。あんまないんですよね、それが」と歯切れの悪い自分の回答に苦笑い。「……自分の欲に負けないみたいなことかな。早く起きるとか、食べ過ぎないとか、ちゃんとお風呂に浸かるとか、そういう(笑)。明日(2日)は10時にはもう会場入りしていないといけないと考えるとその2時間前には起きるので8時。なんなら朝ランしたりします、ここ最近」と、話していた。