鈴木千裕が南米の7冠王を46秒でKO。「俺は二刀流になる」とRIZIN王者クレベルへの挑戦をアピール【KNOCK OUT】
鈴木のフルスイングの右フックでリオスはばったり(撮影・三田春樹)
試合は1R、リオスが圧をかけるも鈴木は一気に左右のフックで前に出ると左フックで先制のダウンを奪う。立ち上がったリオスは打ち合いにいくが、鈴木も応じ、今度は右フックでダウンを奪う。打った後に自らもバランスを崩すほどの強烈な一発にリオスは立ち上がることができず、鈴木のKO勝ちとなった。
リオスはキックボクシングマニアの間で“南米最強”の異名を取る強豪で今回が初来日。23歳にしてこの試合の前までプロキャリアは71戦69勝(40KO)2敗。これまでISKAムエタイ・アルゼンチン・スーパーライト級、WBCムエタイ・アルゼンチン・スーパーライト級、WKFインターナショナル・スーパーライト級、WKFサウスアメリカ・スーパーライト級、WKFアルゼンチン・スーパーライト級、BOSCH TOURインターナショナル・スーパーライト級、SUPER 8 インターナショナル・スーパーライト級と7本のベルトを獲得。1月には「GLORY」メキシコ大会でフェザー級ランキング5位のデニス・ウォーシック(ドイツ)にも勝利していた。