山本アーセンが約2年9カ月ぶりの参戦。榊原CEOが「ラストチャンス」といきなり正念場【RIZIN.42】

会見に出席した山本アーセン

 会見でアーセンは「ケガして、いろいろあって長いこと休ませてもらったが、その間に格闘技IQだったり、自分がやりたいこととか目標が決まってきたので、またアスリートとしてではなくて、格闘家の山本アーセンを見せられるような気がしている。相手がどうこうではなく、その前に自分に勝って、自分がやりたいことをしっかりやれば盛り上がると思うし、相手に対してもリスペクトを込めたいい試合ができると思うので、取りあえず自分に勝ちに行く」と語った。

 これに対して伊藤は「対戦相手を聞いて、正直驚いたというか。それと同時に格闘技ファン待望の山本アーセン選手がRIZINに戻って来るということですごく胸が熱くなると思う。でも“経験を積んで試合に出る”と言っていたが、2年半くらい試合に出ずに女のケツばっかり追いかけ回している。そんな選手に負けたくない」と強烈な一発。これにアーセンは「間違いない」と合いの手を入れた。

 また榊原氏は会見後の取材では「僕らは引退したのかと思っていた。旗揚げのころからめちゃくちゃ期待していた選手でもあるので、覚醒してもらえるためのラストチャンスかなと思っている。もう母ちゃんの七光りもない。もう1回、アーセンにチャンスを与えて期待をして、美憂の試合がなくても今後、継続参戦していくだけのものを、評価してもらえるものを生み出せるかはアーセンしだい。伊藤選手と渡り合える、もしくは伊藤選手から一本、KO取れるレベルにないと継続参戦は難しいと思う」などとアーセンにとっては正念場といえる試合となった。

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)
〈3月6日発表のカード〉
◆RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
朝倉海(トライフォース赤坂)vs 元谷友貴(フリー)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)vs スパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(49.0kg)
伊澤星花(フリー)vs 山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)

◆RIZIN MMA特別ルール:3分2R(66.0kg)
三浦孝太(BRAVE)vs YA-MAN(TARGET SHIBUYA)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs ボイド・アレン(南アフリカ/Fight fit Militia/apex gym)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
ジョン・ドッドソン(アメリカ/JACKSON-WINK MMA)vs 竿本樹生(BRAVE)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
征矢貴(パラエストラ松戸)vs ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン/Muradov legion team)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
伊藤裕樹(ネックス)vs 山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
山本琢也(パラエストラ千葉)vs 横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)
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