バンタム級王座をめぐり朝倉海vs元谷友貴、井上直樹vsフアン・アーチュレッタ。勝った2人で7月末に王座戦【RIZIN.42】
井上直樹
元UFCファイターの井上は一昨年に行われた「バンタム級トーナメント」では石渡伸太郎、金太郎を破り準決勝進出も、優勝した扇久保博正に判定負け。1年ぶりの試合となった昨年大晦日の再起戦では瀧澤謙太を破り格の違いを見せつけた。会見では「ベラトールのチャンピオンクラスの選手とできることに感謝している。こういうチャンスはめったに来ることはないので、RIZIN関係者、アーチュレッタ選手に感謝している。次につなげるためにしっかり勝ちたい」、アーチュレッタについては「前回の大晦日の試合はすごくタフな試合をしていた。今まで以上に苦戦する相手だと思うが、全局面で圧倒して、日本人の強いところを見せようと思っている」と語った。
アーチュレッタは朝倉同様、ズームで参加。「前回の日本滞在から戻ってからすぐ練習を始めている。日本で、自分のことを見たいと思うファンの方々の声が大きくなることを望んで、それを信じて、日本に戻ってこれるように練習をしていた。それがその通りになってうれしい。今回2人のプロモーターが話し合って、選手の行き来をしていること。そして違う団体の選手がほかの団体のベルトに挑戦できること。このような流れを作ってくれたことに対して、私たちは素晴らしい環境にいるのだと思う。大会当日は朝倉選手、元谷選手、そして対戦相手の井上選手とともにバンタム級が盛り上がる試合をして、この先、自分がRIZINの王者として、顔としてやっていくことを楽しみにしている」などと王座獲得に自信を見せた。