井上尚弥が5・7横浜アリーナでWBO&WBC王者フルトンに挑戦「自分自身を信じる気持ちでやるしかない」
ビデオメッセージを寄せたフルトン
フルトンはデオメッセージで「“あの選手との対戦を避けている”“あの人から逃げている”などと言われてきたが、そうでないことを証明するためにも対戦を熱望してきました。それに、私はチャレンジすることや、興奮できるような試合をするのが好きなのです。だから、井上尚弥と対戦できるのであれば断る理由はありません。パウンドフォーパウンドのトップの井上と統一王者の私との対戦。これは素晴らしい戦い。 彼は間違いなく偉大なファイター。3階級制覇チャンピオンで元4団体統一王者。文句のつけようがない。お互いにゲームプランをもって臨み、自分らの仕事をする。そして私が勝者としてリングを降りることになるでしょう。私はどんな相手にも対応できて勝てると思っています」などと宣言。
相手の勝利予告を受けて井上は「お互いにいい状態でいいパフォーマンスができると今、確信しましたので、自分もそこに突き進むだけ」と応答。フルトンの印象を聞かれると「身長、リーチともに自分よりある選手で、印象としてはきっとみなさんと同じ。“ジャブをついて距離をとって、判定で勝つ”という選手だなと思うので、そういう選手ほど倒すのに難しさがある。今回勝ちに徹する戦いをしたい」と語り、フルトンよりも優る点として「まずパワーでは負けていないというところと、スピードに関しては一瞬のスピードは自分が上」とした上で「ゲームプランや戦術は戦ってみないと分からないものが多いと感じています」と語った。