「東京ミッドタウン八重洲」3月10日グランドオープン!三井不動産社長は「感無量」
オフィスや商業施設に加えて日本初進出の「ブルガリホテル東京」、「バスターミナル東京八重洲」、中央区立城東小学校など多彩な用途で構成。さらに4~5階の「イノベーションフィールド八重洲」は、東京大学八重洲アカデミックコモンズをはじめ企業、アカデミア、スタートアップなどが集う交流と創発の拠点として都市や地域のイノベーション創出に貢献する。
オフィスフロアにはシェアオフィスや会議室、ビジネス交流施設、フィットネスジム、ラウンジを設け、さらに5Gの活用やメタバース会議室の設置、AI防犯カメラの導入などDXを推進し、ワーカーが “行きたくなるオフィス” を目指した。環境負荷低減の取り組みも行い、建築物省エネルギー性能表示制度の「ZEB Ready」認証を取得した建物としては国内最大規模となる。オフィスの大量供給が叫ばれる中で「ハード、ソフト両面での施策が高く評価された結果、オフィスフロアはすでに満床となっている」と自信を覗かせた。
今後、八重洲エリアでは2025年度に「八重洲一丁目東地区プロジェクト」、2028年度以降に「八重洲二丁目中地区プロジェクト」が順次竣工。近接する日本橋川沿いエリアでは首都高の地下化と5つの再開発が同時進行するといい「さらにKK線のプロムナード構想、臨海部とつながる地下鉄新線構想が計画され、八重洲・日本橋エリアを含めた東京駅東側の一連の再開発により東京駅・八重洲・日本橋・京橋がひとつのエリアとして生まれ変わり、かつてない規模の東京の新たな拠点が誕生する」と明言。
「今までお話しした内容は私が社長に就任した12年前、将来のありたい姿でしたが、今まさにそれが現実のものとなりつつある」と結んだ。