4年ぶりの産業見本市「第16回としまMONOづくりメッセ」がサンシャインシティにて開催
写真左より、準グランプリの川村学園女子大学、グランプリの株式会社八洋、特別賞の豊島区伝統工芸保存会
グランプリに選ばれた株式会社八洋のブースでは、「自販機を通じてSDGsの取組みが可能に」をテーマに、SDGs推進自動販売機展示コーナーを展開。飲み物を1本購入するだけで1本あたり10円の寄付ができるSDGs推進募金型自販機、万が一の備えに役立つ災害救援(自家発電)自販機、地域の安全・安心、まちを見守る(防犯カメラ付き)自販機の3台の自動販売機を設置、この全ての自販機が脱酸素社会へ貢献するカーボンオフセット自販機となっている。とりわけ、SDGs推進募金型自販機では3日間で397本を販売。1本あたり10円が寄付され3970円が募金につながった。
受賞に際し、株式会社八洋の中村薫執行役員は「スタッフ一同この賞に向けて頑張ってきた。自販機は生活に欠かせないもの。募金型自販機で1本買えば募金につながる、28年間で1億5千万円もの募金が集まった。このような自販機をどんどん増やしていきたい。豊島区はSDGs未来都市に認定されている区であるので、豊島区と共にSDGs活動の推進につなげていきたい」と語った。
そのほか、区内小学生向けに伝統工芸体験や印刷ブースの体験、区内大学による食物販ブースなども設けられ、多彩な企業・団体が出展した。