メキシコのファンが花江夏樹の登場に「ハナーエサン!」『鬼滅の刃』現地プレミアで観客熱狂
世界各国で公開中の映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』のメキシコシティプレミアが日本時間5日(現地時間4日)、現地会場にて行われ、声優の花江夏樹らが出席。メキシコのファンを盛大に沸かせた。
吾峠呼世晴による大ヒット漫画を原作とするアニメーションシリーズ。『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』のクライマックスである第十話、第十一話と4月9日からテレビアニメ放送される、刀鍛冶の里編の第一話が世界初公開となる。
メキシコシティの会場には、炭治郎や炎柱・煉獄杏寿郎などそれぞれのお気に入りのキャラクターのコスプレやグッズを手にした熱狂的なファンが殺到。ラテンスペイン語版で竈門炭治郎を務めるIvan Bastidasらが次々と登場し会場を盛り上げるなか、最後に主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹が炭治郎の着ぐるみとともにレッドカーペットに登場すると、花江の姿に会場の熱狂も最高潮に。
ハイタッチをしたり、声援に応えたり、ファンサービスを行ったのちステージに上がった花江は「ヒノカミ神楽 炎舞」と炭治郎の技名セリフとともに挨拶。
「幸せですね。メキシコシティにもこんなに鬼殺隊がいるなんて思わなかったので、実際にお会いしてうれしいです」と現地の熱狂を喜んだ花江。「お城とヴァスコンセロス図書館、ソカロ広場と人類博物館などに行きました」と現地で観光を楽しんだことも明かし「タコス、テキーラ、タコス、テキーラ、リコ!リコ!(美味しい)」と答え、会場のファンを盛り上げた。
SNSに寄せられた現地ファンからの質問に答える花江に、会場から「ハナーエサン!ハナーエサン!」と花江コールが起こる一幕も。
さらに、ラテンスペイン語版で水柱・冨岡義勇の声を務めるのMarc Winslowが花江にスペイン語をレクチャー。花江もノリノリで「los quiero mucho(愛してます)」と話し、ファンのハートを鷲掴みした。
花江とIvan、日本とメキシコの炭治郎による生アフレコも実現。Ivanのセリフの後に、花江が「体中の痛みは全て忘れろ 喰らいつけ 渾身の一撃じゃ足りない その百倍の力を捻り出せ!!」と遊郭編のクライマックスのシーンでの名セリフを熱演。豪華な生アフレコを目にした会場ファンも拍手喝さい。終始熱狂的なメキシコシティのファンに花江も感激していた。
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、世界95の国と地域で上映。来週は韓国にて舞台挨拶を行う予定。