MVPの軍司泰斗が「フェザー級の世界最強を目指して頑張る」、金子晃大は「“金子は強いな”と思わせる試合をする」【K-1】

金子晃大(左)とコンペット・シットサラワットスア

 第14試合では「K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ」が行われ、王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がコンペット・シットサラワットスア(タイ/Sitsarawatser Gym)を相手に初防衛戦に臨む。

 金子は昨年2月のK-1東京体育館大会で行われた「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の決勝で宿敵・玖村将史を破り王座を獲得。6月の「THE MATCH 2022」ではRISEバンタム級王者の鈴木真彦に0-2の判定負けを喫したものの、9月のK-1横浜アリーナ大会、12月の大阪大会ではともに国際戦で2連続KO勝ちを収め、王者の貫禄を見せつけた。

 コンペットはムエタイの2大殿堂の1つルンピニー・スタジアムでの2階級制覇をはじめ、プロムエタイ協会王座獲得、テレビマッチとして知られるBBTVで3階級制覇したムエタイ軽量級のトップ中のトップファイター。9月のK-1横浜アリーナ大会で玖村を破り、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

 金子は「明日はやってきたことをやるだけというか、そういう感じの日だと思っている」といつも通りにクールにコメント。コンペットについては「前回やったときよりK-1ルールに対応してくると思うので、前回より強いコンペットとやれると思っている。気合も伝わってくる。でも僕は全身全霊でやってきたので、そこでやっていこうかなと思う」と勝利を誓った。