赤井沙希の10周年記念ロードが3・21後楽園での高梨将弘戦でスタート。「高梨さんが知らない部分の私を出せたら勝機はある」【DDT】
――10周年記念試合のなかで、戦ってみたい選手、組んでみたい選手はいますか?
「お世話になった方とか、10年走ってきたなかで、なくてはならない人はたくさんいらっしゃる。坂口さんなんて、自分がファイターとして、一から教えていただいたんで、坂口さんとは対峙する側でやってみたい思いもある。自分にとって、ターニングポイントが結構あって、世志琥さん。今はお休みされてるんですけど、いつかまた戦いたいと思ってます。あと男色ディーノさん、何をやってもダメな時に“じゃんけん総選挙”があって優勝して。優勝したらDDT EXTREME王座に挑戦できたんです。そのときのチャンピオンがディーノさんで、後楽園で初めてタイトル戦やって。くさってた時期なんで、今でもあの試合には思うことがあるんで。もう1回ディーノさんとシングルで試合したいですね」
――世志琥選手とはデビュー戦でも対戦されてますね?
「ハイ。初めてプロレスで直接負けた選手。世志琥さんに泣かされたことは1回もない。だけどいろいろ思い返して、悔しかったり、落ち込んで端っこで“クソ―”って、半べそかいてたことあるんで。プロレスってもっともっと考えなきゃいけないなと。勝手に片思いしてる選手です」
――以前「おきばりやす7番勝負」で女子と対戦されましたが、記念試合は女子にこだわりはない?
「全くない。ただ同期はいっぱいいるんで。彩羽匠さん、山下りなさん、夏すみれさん。女子で活躍してる人は多いんで、その辺と面白いことできたらいい。勝手な妄想もしてます」
――10周年記念大会も8・13後楽園、9・30京都KBSホールと2回開催されますね。
「後楽園はプレッシャーです。京都については、プロレスに触れてこなかった人にも見てほしい。初めて見るのがKBSだったら幻想的。映え会場なんで。絶対に感じること、思うことがあると思う。育った京都でやるのは思い入れありますし、東京で応援してくれる人が京都に来てくれるなら、それもうれしい。(ベルトを持って凱旋は?)ステンドグラスの前でベルト持ってると、すごい映えるんで。できたらいいですね」