米倉涼子の“新キャラ”を遠藤憲一が絶賛「『ドクターX』で溜め込んできたものをとうとう出した」
配信ドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』完成披露イベントが14日、都内にて行われキャストの米倉涼子、松本穂香、城田優、野呂佳代、徳井優、遠藤憲一が登壇した。
原作は第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子による同名ノンフィクション。国境を越えて故人を遺族の元へ送り届ける実在するスペシャリストの姿を描いたヒューマンドラマ。
“口は悪いが情に厚い”国際霊柩送還の専門会社エンジェルハース社の女社長・伊沢那美役を演じる米倉は「この役を通して大切なものをたくさん学びました」と胸を張った。
そんな米倉は、新入社員・高木凛子を演じた松本の挨拶を見守っていたが、その強いまなざしに城田が「松本さんの挨拶を見つめる米倉さんが那美社長のよう(笑)」と言うと、米倉が黒のシースルーシャツにオーバーサイズのパンツという男前ファッションを示し「この格好のせいじゃない?(笑)」。
米倉や、遺体修復のスペシャリストを演じる城田は遺体のエンバーミングの練習もしたとのこと。米倉が「撮影中、時間があったときにエンケン(遠藤憲一)さんの写真があったので、憲一くんのくちびるを(修復用の粘土で)作って、ラップに包んでプレゼントしました」と明かすと、遠藤も「プレゼントっていうから何をくれるんだと思ったら自分のくちびるでした」と苦笑。
『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズで米倉と共演経験が長い遠藤は「涼子ちゃんは美人で明るくて華やかさが前面にある人なんだけど、一緒に『ドクターX』を長くやってきた過程で知ったんですけど誰よりも表現に対するこだわりががすごい」と言い、今回の役どころに「ものすごいパワフルなおばちゃんをガッツリ演じきったのでびっくりしました。とうとう溜めに溜めたものを…『ドクターX』でずっとクールな役で溜め込んできたから。それをバーッと出したかと(笑)」と感服し一同も大笑い。
フォトセッションでは米倉と遠藤が一緒に手でハートマークを作り会場を沸かせていた。
Amazon Originalドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』は3月17日よりPrime Videoにて配信開始(全6話)。