新潟国際アニメ映画祭「大川=蕗谷賞」は『鬼滅』『呪術廻戦』スタッフが受賞 その狙いは?
ビデオメッセージを寄せた劇場版『鬼滅の刃』撮影監督の寺尾優一
総作画監督として『犬王』(2022)の亀田祥倫と中野悟史、美術監督は『漁港の肉子ちゃん』(21)の木村真二、CGアニメーションには現在公開中の『THE FIRST SLAM DUNK』(22)を制作した東映アニメーションとダンデライオンアニメーションスタジオ、撮影監督は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20)の寺尾優一、アニメーション制作スタジオは『劇場版 呪術廻戦0』(21)を制作した「MAPPA」が選ばれた。
撮影監督として選ばれた劇場版『鬼滅の刃』の寺尾優一は、「撮影の仕事は作画・背景・3D・コンテや脚本など各セクションの仕事の影響を大いに受ける。この賞はスタジオの仲間たちの成果でもあり、感謝を述べたいと思う」とビデオメッセージで話した。
新潟県はマンガやアニメに携わる人材をこれまで多く輩出しており、新潟を「聖地」として扱う動きもある。新潟市内には「新潟市マンガ・アニメ情報館」や「新潟市マンガの家」といった文化施設もある。