最恐毒生物やスカンク刺激臭も!40万人動員のサンシャイン水族館「もうどく展 ReMix」

見るからに毒のありそうな「オニヒトデ」は毒レベル4

 各生き物の解説パネルでは、各生き物がどんな毒を持っているのか、どの部位に毒があるのか、その毒を受けた時にどうなるかなどを記述。もうどく展①で展示された「オニダルマオコゼ」は、周囲の岩などに擬態して獲物を待つ。毒レベルは5に設定され、背ビレにある毒棘(どくきょく)が刺さると、過去には人間が死んだ例もあるという。

 いかにも毒のありそうな見た目の「オニヒトデ」は、プランシトキシンという毒を持ち、体表を覆う棘が刺さると最悪アナフィラキシーショックを引き起こす。美しい貝殻を持つ「ニシキミナシ」だが、ストリアトキシンという毒のある歯舌(しぜつ)を使って獲物を襲う。天井には「ハナミノカサゴ」が展示され、毒棘のある背ビレに刺されると激しい痛みに見舞われる。

天井のドーム型水槽には毒棘のある背ビレを持つ「ハナミノカサゴ」