インフィニティリーグ開幕。新人王MVPのCHAN-龍が計量オーバーで試合中止、竹原vs上原はドロー【修斗】

バックを取った竹原が投げでテイクダウンを狙う(撮影・上岸卓史)

 1R、サウスポーから右ローを飛ばす竹原。オーソの上原は前手の左手で距離を探り、右インローを飛ばす。竹原のローに上原が左フックを合わせると竹原がフラッシュダウン。すぐに立ち上がり、上原も深追いはせず。上原が圧をかけ、フェイントから打撃を狙う。上原は右アッパーも当たりは浅い。竹原は飛び込んで右フックも上原はもらわない。上原の右ミドルをキャッチして倒した竹原だったが、上原はすぐに立ち、打撃の攻防に。様子見の展開が続いた。

 2R、竹原は圧をかけ前に出て右ローからタックルも上原はしのぎテイクダウンは許さず。圧をかけて蹴りを出す竹原だが、上原は回ってかわす。上原の蹴りをつかんだ竹原が尻をつかせる。ケージ際ですぐに立った上原だったが竹原はバックをキープ。ヒザを打ち込み、リフトしてテイクダウンを狙うが、上原はそれを許さず。上原はグリップを外し脱出。打撃の展開に。竹原がタックルも上原が切る。圧をかける上原に竹原がタックル。尻をつかせ、サイドにつくが上原は小刻みにパンチ。立ち上がるが竹原はバックを取ってコントロールしテイクダウンを狙うが、上原はヒジを飛ばし抵抗。このまま試合終了のブザーが鳴った。

 試合はジャッジ3者とも19-19でドローに終わった。

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2」(3月19日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント・第8試合「世界フェザー級チャンピオンシップ」5分5R
○SASUKE(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)(2R1分49秒、TKO)飯田健夫(挑戦者・同級世界1位/フリー)●

◆セミファイナル・第7試合 フライ級5分3R
●関口祐冬(修斗GYM東京)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)○

◆第6試合 ストロー級5分3R
○安芸柊斗(MMAZジム)(1R3分49秒、TKO)澤田龍人(AACC)●

◆第5試合 ライト級5分3R
○マックス・ザ・ボディ(BRAVE)(1R1分18秒、KO)菅原和政(マスタージャパン福岡)●

◆第4試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R
△竹原魁晟(パラエストラ松戸)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム)△

◆第3試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R
浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO)(中止)CHAN-龍(MMAZジム)※2022年度フェザー級新人王
※前日の本計量、当日の再計量ともにCHAN-龍が規定体重をクリアできず試合は中止。浜松は不戦勝となり勝ち点3を獲得。

◆第2試合 バンタム級5分2R
○野瀬翔平(マスタージャパン福岡)(1R2分53秒、チキンウイングアームロック)新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)●

◆第1試合 バンタム級5分2R
●榎本明(リバーサルジム東京スタンドアウト)(1R4分52秒、スリーパーホールド)スソン(KRAZY BEE)○

◆オープニングファイト・第2試合 キッズ修斗公式戦 キッズ4・28kg契約3分1R
●杉本 越(AACC)(1R31秒、レフェリーストップ)吉村柚咲(X-TREAM EBINA)○
※腕十字

◆オープニングファイト・第1試合 キッズ修斗公式戦 キッズ2・25kg契約2分1R
○杉本 開(AACC)(1R1分29秒、腕十字固め)遠藤千帆(心技館)●
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