17年ぶりの女子だけの大会「COLORS」を5月に開催。メインはSARAMI vs渡辺彩華のタイトル戦【修斗】

メインでタイトルをかけて戦う王者SARAMI(右)と渡辺彩華(撮影・上岸卓史)

 渡辺は「修斗ではまだ2戦目なんですが、タイトルマッチを組んでいただきました。ケガから復帰後、初戦で藤野選手、2戦目が黒部選手、そしてSARAMI選手。なかなか修羅の道を歩んでいます。逆にこのマッチメイクをプラスにとらえるとニュースターの誕生を切実に求められているということだと思っています。SARAMI選手が強いのは十分、分かっていますが秘策を用意しているので、タイトルマッチを期待していてください」と決意表明の後に「ひとつだけちょっと心配なことがあって。黒部さん、SARAMI選手と婚活に行かれる話って本当ですか?」と黒部三奈に話を振る。黒部は「行くんだけど、大事な試合が決まっちゃったんで、それが終わるまで待つわ。しっかり防衛して」とSARAMIにエール。

 黒部とSARAMIのやり取りに渡辺は「ベテラン勢の包囲網が怖いと思っていて。味方が欲しいので、浜崎さん、味方になってもらえますか?」と客席にいた同門の浜崎朱加に呼びかけると浜崎もOK。渡辺は「ニュースター渡辺彩華が誕生する瞬間を会場で見てください」とタイトル奪取を宣言した。

 SARAMIは「女子大会のメインイベントということは今知りました。約1年半ぶりの修斗のケージでの試合、楽しみにしています。ニュースターとかベテランとかどうでもいいので、5分5R、30分かけて倒しに行くので、みなさん楽しみにしていて下さい」とこちらは王者の貫禄を見せた。

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2」(3月19日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント・第8試合「世界フェザー級チャンピオンシップ」5分5R
○SASUKE(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)(2R1分49秒、TKO)飯田健夫(挑戦者・同級世界1位/フリー)●

◆セミファイナル・第7試合 フライ級5分3R
●関口祐冬(修斗GYM東京)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)○

◆第6試合 ストロー級5分3R
○安芸柊斗(MMAZジム)(1R3分49秒、TKO)澤田龍人(AACC)●

◆第5試合 ライト級5分3R
○マックス・ザ・ボディ(BRAVE)(1R1分18秒、KO)菅原和政(マスタージャパン福岡)●

◆第4試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R
△竹原魁晟(パラエストラ松戸)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム)△

◆第3試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R
浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO)(中止)CHAN-龍(MMAZジム)※2022年度フェザー級新人王
※前日の本計量、当日の再計量ともにCHAN-龍が規定体重をクリアできず試合は中止。浜松は不戦勝となり勝ち点3を獲得。

◆第2試合 バンタム級5分2R
○野瀬翔平(マスタージャパン福岡)(1R2分53秒、チキンウイングアームロック)新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)●

◆第1試合 バンタム級5分2R
●榎本明(リバーサルジム東京スタンドアウト)(1R4分52秒、スリーパーホールド)スソン(KRAZY BEE)○

◆オープニングファイト・第2試合 キッズ修斗公式戦 キッズ4・28kg契約3分1R
●杉本 越(AACC)(1R31秒、レフェリーストップ)吉村柚咲(X-TREAM EBINA)○
※腕十字

◆オープニングファイト・第1試合 キッズ修斗公式戦 キッズ2・25kg契約2分1R
○杉本 開(AACC)(1R1分29秒、腕十字固め)遠藤千帆(心技館)●
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