3・21後楽園での一騎打ちに向け、竹下幸之介と高木三四郎が並々ならぬ決意示す。竹下「最高のオヤジ超えを果たし、親孝行したい」【DDT】
「ここ何年かのなかでは最高のコンディション」と高木
シングル戦が実現していなかったことについて、高木は「自分のなかで一つ大きな気持ちがあったんで。それは今は言えないんですけど、もうやるしかないなというところです。自分が体調万全な状態のときに、多分、彼は今一番脂が乗ってるだろうし、まだまだこれから伸びていくと思うので」と明言は避けた。
竹下は「僕がデビューする前からDDTにいた選手で、シングルをしてない選手は唯一なんです。ほとんど全員とシングルをやってきて、僕がまだ勝ててない選手は恐らくいないんじゃないかと。最後、高木さんに勝てば、DDTオール・コンプリートという感じなんで。そういうので勝ちたいというのもある。この10年ではタイミングがなかったんでしょう。タイミングが来ないなら、チャンスは自分で作るしかないので。高木さんの年齢、自分の将来の展望とか考えたときに、今やらなければやらずに終わってしまうんじゃないかと。最初で最後のシングルになるんじゃないかと思います」と話した。
高木にとっては、ここ数年のシングルでは大一番となるが「ここ何年にない気持ちで高ぶってます。タイトルマッチじゃないですし、最近ファンになった人たちからしたら“まだやってなかったんだ”くらいの感覚かもしれないですけど。彼がDDTに入団して、自分とシングルをやるときはDDTにとっても何か一つ大きい時代の変わり目になるんじゃないかと。それくらいの気持ちで、彼とシングルを挑もうと思ってます」とキッパリ。