侍ジャパンが米国に競り勝ち14年ぶり3度目の優勝。MVPの大谷「栗山監督を優勝させることができて良かった」【WBC】
優勝し栗山監督を胴上げ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
最終回の登板に向け、大谷がブルペンで急ピッチで肩を仕上げる中、日本は8回裏、2アウトから山田が四球を選び出塁。続く源田はサードゴロでアウトも際どいプレーだったことからリプレー検証を要求するなど大谷の調整の時間を少しでも伸ばすべくチーム一丸。
9回表のマウンドには大谷。先頭のマクニールに四球を与えたものの、続くベッツをセカンドゴロに打ち取りダブルプレーで2アウト。ここで今大会のアメリカ「ドリームチーム」のキャプテンであるトラウトを迎えるが大谷は三振に打ち取り、3-2で日本が勝利を収め、優勝を果たした。
MVPには大谷が輝いた。今大会、大谷は投手としては3試合に登板し2勝1S、打者としては全7試合に3番で出場し、1本塁打、8打点を挙げチームを引っ張った。
大谷は「夢見てたところなので本当にうれしい。(決勝は)接戦のいいゲーム。最後、緊張したが勝てて良かった。最高の形で終わることができた。全員が自分の仕事をして、(栗山)監督を優勝させることができて良かった」などと笑顔を見せた。