元サッカー選手の水内猛と早稲田大学の学生が特別授業。「給食」をテーマに小学生がSDGsを学ぶ
子どもたちへ夢を持つ大切さを伝える水内猛(撮影・上岸卓史)
この日は元サッカー選手の水内猛と早稲田大学の学生を講師に迎え、二部構成でSDGsの特別授業を行った。第一部では、まず水内がサッカー選手のトレーニングや高齢者の認知症予防などに導入しているという「シナプソロジー」を紹介。子どもたちは隣の人と身体を触れ合ったり、数の計算をしたりして頭と身体を使った交流を楽しんだ。
つづく講演では、水内がサッカーを始めたきっかけや、中学サッカー部で感じた挫折、全国高校サッカー選手権に出場した時の喜びなど、これまでの歩みを語った。Jリーグ浦和レッドダイヤモンズに入団し、1997年の引退までプロサッカー選手として活躍した水内。サッカーが何より好きだったという学生時代、「“どうやったら強いシュートが打てるんだろう”ということをずっと考えていた。ひたすら上手くなりたいと思っている中で、思うだけじゃなくて行動する。そうすることで夢が近づいてくる」と話し、行動する大切さを伝えた。