THE RAMPAGE 藤原樹が初座長「忘れることができないような最高の舞台に」佐藤流司、メンバーの龍らと舞台『カストルとポルックス』
物語は、戦争や環境汚染によって人類が地上から姿を消した西暦2045年、残された人たちは地下シェルターで共に生活をしている世界で展開。兄・総司(藤原)と弟・翔(新谷聖司)は貧民街の近くのオンボロアパートで肩を寄せあって暮らしている。一方、町の平和を守る委員会は治安を乱す恐れがあると貧しい者たちをマーク、総司は目を付けられて……。
劇中で、藤原は、学ラン姿で拳で圧倒的な強さを見せつけ、弱きものが虐げらえる姿を見ては助けに入り、弟のためにと時にはエプロン姿、時にはヘルメットをかぶって、バイトを掛け持ち。喧嘩っ早いが仲間思い役どころもあって、アクションシーンもふんだんだ。
「大変だったのはアクション。舞台で殺陣の経験はあるんですが、拳で喧嘩をするのは初めてだったので、覚えるのに苦労しました」と、藤原。その一方で、「毎回違ったおもしろさが味わえる」作品だともいう。「アドリブ部分もたくさんあります。稽古場がめちゃめちゃ賑やかで、うえきや(サトシ)さんは毎回すごいネタをもってくる。稽古場もそうでしたし、本番はもっと楽しくなるんだろうなと期待はしています」