対抗戦で南原健太が壮絶KO勝ち。敗れた愛鷹亮は試合後「格闘技を10年間できて幸せでした」と引退示唆【RISE】

南原の左フックが炸裂(撮影・三田春樹)

 1R、ともに構えはオーソドックス。開始早々の南原の左インローがローブローで一時中断。再開後、南原は右カーフ、愛鷹は飛び込んで左フック。南原の右ローに愛鷹の足が流れる。南原が右の後ろ回し蹴りで愛鷹からダウンを奪う。残り時間はまだ1分。立ち上がった愛鷹がパンチの連打で前に出る。これに南原が応じると、愛鷹の右フックが炸裂。やや雑な攻めになった南原に愛鷹のパンチが当たる場面もあったが、南原はパンチの連打で追い込む。そして右のヴァレリーキックから左ヒザで愛鷹のアゴを突き上げ、再度のダウンを奪う。この強烈な一撃に愛鷹は立ち上がれず、南原のKO勝ちとなった。

 南原は試合後のマイクで「対抗戦で大役を伊藤会長に任せていただいたので、絶対に勝ちを勝ち取ることを決めてました。RISEファンの皆さん、これからも南原健太の応援をよろしくお願いします」とアピールした。