原口健飛がKO勝ちでISKA王座を獲得「ISKAとRISEのベルトが世界一ということを証明する」【RISE】

KO勝ちを収めた原口(撮影・三田春樹)

 試合後の会見では「KOで勝ててホッとしている。動きは予想していたが三日月をあんなに耐えるとは思っていなかった。勝てる試合だったが“このままズルズル行ったらおもんない試合になるな”ということを考えながら戦っていたので、それがしんどかった。“負けそう”よりも“これで獲るのはやばいやん”って」などと試合を振り返った。フィニッシュについては「ハイキックは相手が180センチあるんで蹴らない作戦だった。ローとボディーと三日月で沈める作戦だった。1~3Rで倒れないなと思い、セコンドには“その代わりに腹が効いてるんで、変則のハイキックで倒せると思う”と言って4Rに向かった。作戦が見事にハマったんで自分でもびっくりした。腹と見せかけてのハイキック。伏線回収という感じ」などと語った。

 今後については「あと5本ベルトがいるね、という気持ち」と両手を広げ「最後に腰にはRISEのベルトを巻きたい」と続けた。そして「今年中に」とGLORYへの出撃を果たしたい意向を見せた。

「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)
◆メインイベント(第13試合)RISE世界バンタム級(-55kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
○志朗(日本/BeWELLキックボクシングジム)(5R2分37秒、KO)ディーゼルレック・ウォーワンチャイ(タイ/ペッティンディームエタイアカデミー)●

◆セミファイナル(第12試合)ISKA世界ライトウェルター級(-65㎏) 王座決定戦 3分5R
○原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)(4R1分45秒、KO)ジェレミー・モンテーリョ(フランス/Kona team)●

◆第11試合 RISEミドル級(-70kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
●イ・ソンヒョン(王者/RAON)(判定0-3=47-50、48-50、48-50)海人(挑戦者/TEAM F.O.D)○

◆第10試合 Super Fight!-53.5kg契約 3分3R延長1R
○大﨑一貴(OISHI GYM)(1R2分49秒、KO)ハビエル・セシーリオ(スペイン/ELITE GYM)●

◆第9試合 Super Fight!-54kg契約 3分3R延長1R
○田丸 辰(TRY HARD GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)風音(TEAM TEPPEN)●

◆第8試合 Super Fight!-47.5kg契約 3分3R延長1R
○宮﨑小雪(TRY HARD GYM)(3R1分50秒、KO)ビョン・ボギョン(韓国/MUYEMARU)●

◆第7試合 Super Fight!スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第6試合 -90kg契約 3分3R延長1R
○南原健太(極真会館)(1R2分57秒、KO)愛鷹 亮(力道場静岡)●

◆第5試合 Super Fight!フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○門口佳佑(EX ARES)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)新美貴士(名古屋JKファクトリー)●

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
一馬(MONSTAR GYM)(中止)大雅(TRY HARD GYM)

◆第3試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
●憂也(魁塾)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定1-1=29-30、29-28、30-30)モトヤスック(治政館)○

◆第2試合 -68kg契約 3分3R延長1R
○KENTA(HAYATO GYM)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)安彦考真(Executive Fight 武士道)●

◆第1試合 オープンフィンガーグローブマッチ -65kg契約 3分3R
○山口裕人(道化倶楽部)(2R2分32秒、KO)タリソン”Crazy Cyclone”フェレイラ(ブラジル/Champions Factory)●

◆オープニングファイト.2 バンタム級(-55kg) 3分3R
●京 介(小比類巻道場)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)彪 司(TEAM TEPPEN)○

◆オープニングファイト.1 -56kg契約 3分3R
○モンタナ・アーツ(オランダ/TEAM AERTS)(判定2-0=29-28、29-28、29-29)きたりこ(FASCINATE FIGHT TEAM)●
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