武尊「次の夢は格闘技ワールドカップ。これからは日本格闘技界の代表として戦う」

会見後、囲み取材に応じる武尊

 武尊はかねてから「ルールを統一して格闘技のワールドカップ(W杯)のような大会を実現したい」と口にしており、この日の会見でも“格闘技ワールドカップ”に言及する場面もあった。囲み取材でも野球のWBCやサッカーのW杯を見ての感想として「ああやって結果を残すことによって日本のスポーツ界や日本人選手が注目される。それを格闘技でもやっていきたい。昔、K-1がヘビー級をやっていたころは海外の選手たちが世界一を求めて日本にやってきていた。格闘技の中心が日本になるような図式にしていけたらいいなと思う。それが格闘技のワールドカップで実現できたら最高。それに向けて頑張っていきたい」と語ったうえで、次の夢として「選手としては試合に勝つこと。格闘技界全体でいうとそれが一番の目標。格闘技のワールドカップで最高な試合を、みんなが望むような最高の試合をして勝つことが今の最大の目標」などと語った。

 また、この日は1部は黒のスーツ、2部の復帰戦についての会見には久しぶりに白いスーツで登場したのだが「いつぶりですかね? 3~4年着ていないかな。これも初心を思い出すという気持ちもあるし、日本代表として日の丸カラーにしようかなという思いもあった。あとはフェザー級トーナメントの時に初めて白いスーツを着たと思うんですが、その時の1回戦の相手がイギリス人だった。今回もイギリス人なので、げんかつぎで白いスーツにしました」とここでも日本を背負うという姿勢を見せた。

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