皇治が一気に本気モードに突入「戦争だと思って食いに行く」。芦澤との一連の顔合わせは「モチベーションが上がらなくてしんどかった」【RIZIN.41】
今回の3度のイベントを経ての感想については「めちゃくちゃしんどかった。今までで一番モチベーションが上がらない。今までは自分が、腹が立つというか奪いたいと思う、自分が持っていない物を持っている選手にずっとケンカを売ってきた。言うたらジェラシー。“俺が奪ってやる”と思ってやってきたんで会見から楽しかったし、生き生きしていたが、今回みたいに何も言うことはない、何を言われても響かない会見は初めてだったので、あまりやりたくなかった。でも仕事だからやるし、それ以上のものを見せるのがリング。それに向けて気合を入れてやってきました」と本音を吐露。ここまで辛らつな言葉で裏側を明かすのは珍しいのだが「ホンマに辛かった。辛いというと言葉が違うかもしれないけど。やりたくなかった。ぶっちゃけ何度も断った。公開練習も断った。でもどうしても盛り上げたいというし、その気持ちは分かるしエンターテインメントとして大事なので。でもそれくらい彼には言うことはなにもなくて。彼の言うことは正論でも何でもなくただのジェラシーなので、言い返そうとも思わず。ただ俺の周りのことを言いすぎていたんで、“それは違うぞ”と歌詞のように長文で返しましたけど、それくらい。ホンマに辛かったですけど、彼としかできないリングでの盛り上がりはあると思うんで、それは見せます」と続けた。
芦澤の怒りについては「怒りというかジェラシーでしょう。自分にないものを俺が持っているから、それに腹が立っているんやろうなとか。俺のトレーナーがどうとか、俺の女がどうとか、全く関係ない。俺は彼の周りなんてこれっぽっちも気にならない。まあまあ気にしとるんやろうなと。逆に俺に言うことがないから、周りに言うんやろうなと思っている。ジェラシー、男の嫉妬は怖いよ」との見解。その一方で「能力は高いと思うし、身体能力も高いと思う。手足も長いし、スタイルもいい。あとは顔だけ違います? いいんじゃないですか。男は顔じゃないですし。身体能力は高いと思う」とも。