ライト級戦線に新たなる強豪出現。初参戦のキム・ギョンピョが一本勝ち。宇佐美は連勝ストップ【RIZIN.41】
下から三角絞めを極めかけた宇佐美だったが…
宇佐美は昨年10月のRIZIN初戦では元修斗環太平洋ライト級王者のベテラン・佐々木信治に3RでTKO勝ちを収めると、大晦日には第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアに1Rわずか45秒で戦慄のKO勝ち。今回はキャリアで勝るギョンピョを破り、一気にライト級のトップ戦線に食い込みたいところだったが、無念の敗北となった。
試合後の会見でギョンピョは「まずは、すべての選手は精神的に苦労するものだと思うのですが、自分もそうでした。今回、自分にとっては確か16戦目だと思います。今までもそうだったのですが、今回は自分の気持ち的にかなり苦労しまして、減量している時も“自分はなぜこれをしなくてはいけないんだろう”と思ってしまうほどでした。先ほどリングに上がる前もそんなふうに思っていました。ただ、試合後のリングでも言ったように、試合をやり終えた後の、感覚。この感覚のために、リングに上がって、自分が今までやってきたことを思い切り解消し、やり遂げたという満足感のためにああしているのだな、と思いました」などと試合を振り返った。