初参戦のDEEP王者・石司晃一が金太郎とのしのぎ合いを制し2-1の判定勝ちも「最低限やるべきことはクリア」【RIZIN.41】
石司の三日月蹴り
RIZINの2023年初戦となる「RIZIN.41」(4月1日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)でDEEPバンタム級王者・石司晃一(フリー)がRIZIN初参戦を果たし、金太郎(パンクラス大阪稲垣組)と対戦。石司が2-1の判定で接戦を制し、勝利を収めた。
石司はこれまで「DEEPでベルトを巻くまでは」とDEEP一筋でファイト。昨年11月にバンタム級暫定王者のCOROとベルトを賭けて対戦し、判定勝ちを収め悲願の王座を獲得。今回の参戦につながった。プロ戦績は25戦19勝5敗1分の35歳。
金太郎はPANCRASEで実績を重ね、2020年にRIZIN初参戦。2021年には「RIZINバンタム級GP」にも参戦し、1回戦で伊藤空也を破ったものの2回戦では井上直樹に敗れ脱落。試合内容が認められ、リザーブマッチに回ったものの、元谷友貴に惜敗。9月には1年9カ月ぶりのRIZIN登場となった堀口恭司の対戦相手に抜擢され、打撃で優勢に立つ場面を作ったものの最後は肩固めに屈し、現在3連敗となっていた。