ちゃんよたが涙のアピール「ピンチをチャンスに変える。5・16の後楽園ホールも絶対に後悔させない」【PPPTOKYO】

フィニッシュは尾崎のマイカバスター(撮影・上岸卓史)

ラム会長「色物だからってまっすぐに評価されなかったり、いろいろあると思う」

 試合後、尾崎はマイクを握ると「噂にはいい選手だと耳に入っていたよ、ちゃんよた選手。今日、体を合わせてみてすごい分かった。めっちゃいいね。私、パワフルな選手、大好きなんですよ。また何度でも戦いたいですね。でも私や雪妃さんだけでなく、たくさんの方があなたと戦いたがっているんですよ」と言うと会場が暗転。そして「ちゃんよた、てめえに会いに来てやったよ」と現れたのは「暗黒プロレス組織666」と「レベル&エネミー」で活動するラム会長。ラム会長は「ちゃんよた、うちの尾崎妹加も言ってたようにあんたの活躍はすげえ気になってたし、いろいろ調べてました。実際、スターダムでも活躍したり、同じリングに上がったけどすれ違ってばっかりで。でも1年だっけ? プロレス始めてから1年ちょっと、すげえ頑張ってるの知ってます。だけどさ、そのまっすぐな頑張りも、色物だからってまっすぐに評価されなかったり、自分の思っている通りに評価されなかったり、いろいろあると思う。それは、私は色物代表みたいなもんだからさ、すげえ気持ち分かるのよ。そんな女子プロレス業界、いや、プロレス業界。いや、そんな世の中、しょうもねえだろう。なあ。一緒にその壁、ぶっ壊しに行かねえか」とちゃんよたに呼びかける。

 これにちゃんよたが「私もラム会長と戦ってみたいとずっと思ってました。今日、会いに来てくれて、本当にありがとうございます」と答えるとラム会長は「ということで、私が来たからには、5月16日、後楽園ホール大会、私たちレベル&エネミーと試合しねえか?」とアピール。ちゃんよたが「よろしくお願いします」と答え、対戦が決定した。