ティモンディ高岸所属の栃木が開幕戦で3-4の逆転負け。高岸は1回を0封【BCリーグ】
今季初登板で1イニングをぴしゃりと抑えた高岸(撮影・須山杏)
勝ち投手の権利を得た大宅が5回でマウンドを降りると6回から高岸がマウンドに上がった。高岸は先頭の4番・熊谷の初球、132キロの直球でストライクを取ると2球目は空振りで0-2と追い込む。1ボールの後、ファーストゴロに打ち取ると一塁へのベースカバーもスムーズに1アウト。続く5番の桂川にはファールで粘られるも最後はアウトローに137キロの“エール球”をずばりと決めてプロ初の三振を奪った。6番の田椽も遊ゴロに仕留め、この回を3人で片づけた。
高岸のエール球の効果か?その裏、栃木は先頭の4番・石川のヒットから無死満塁のチャンスを作ると8番・清水のレフト前ヒットで1点を追加し3-0とリードを広げる。