松谷綺がダウンを奪った上での判定勝ち。「自分はK-1のベルトを取るためにここに来た」【Krush】

　3R、圧をかけるガヨン。松谷は蹴りで突き放す。なおもガヨンが前に出るとバッティングで中断。再開後も、しゃにむに前に出るガヨンに松谷がパンチのコンビネーションからミドルにつなげる。しかし距離が詰まり、ここでもガヨンが頭から突っ込んでしまいバッティングで再度中断。ガヨンに注意が出る。前に出るガヨンだが松谷は下がらず蹴りからパンチ。ガヨンは右ストレートから左ミドル。松谷はローからパンチへのつなぎが速く手数で勝る。松谷が右ロー、右ハイを当てるがひるまず前に出るガヨン。しかしラウンド終了間際に松谷が右ミドルから左フックでついにダウンを奪う。立ち上がったガヨンだったが、すぐにゴング。

　30-27、30-28、30-26の3-0の判定で松谷が勝利を収めた。

　松谷は試合後のマイクで「また、倒し切ると言っていて、ダウンひとつで終わってしまって悔しいんですが、取りあえず勝てたことにホッとしています。自分はK-1のベルトを取るためにここに来たんで、Krushもそうですし、K-1のベルトを目指してこれからも頑張っていきたい」とアピールした。