シュートボクシングがシーザー武志会長悲願のOFGマッチを導入「SBを作った時にOFGでやろうと思っていた」【SB】

坂本

 坂本は「グローブの厚みがない分、わずかなすき間からパンチが入って来るという印象とパンチを大きく回したときに後頭部よりに当たるのでそこは警戒したい」、笠原は「倒し倒されの場面が増える試合になると思う。OFGなのでSBの立ち関節技や投げ技、バックドロップだったりが決めやすくなってくると思うので、よりSBを体現できるような試合になると思う」と予想した。

 現在、ルール等は試行錯誤中とのことだが、グローブについてシーザー会長は「指の自由が利かないので折れやすい」とのことで親指の部分は外す方向。そして「慣れてくれば大丈夫なのかもしれないが、OFGでボクシングのように殴ると拳を骨折しやすい。なので、空手式というわけではないが、“突き”がOFGではやりやすいのかなと思う。今はまっすぐ打つ練習をさせている。ナックルがちゃんと当たるようにミットもまっすぐ打つ練習をさせている。絞めも手が動くので、今までできなかった技も出てくるのではないか」とパンチの打ち方やスタンドでの関節技や投げにおいて、大きな技術革新が起こることを示唆した。

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