石井慧介が5・5後楽園での渡瀬瑞基とのSOG世界無差別級王座戦に向け意気込み【ガンプロ】

会見する2人

 渡瀬は「できれば石井さんとはやりたくなかったのが本音。今まで自分の試合は怒りをエネルギーにして、相手にぶつけてきたんですけど、石井さんには感謝しかなくて、ずっとお世話になった人で。でもその感謝をエネルギーに変えられるようになったら、渡瀬瑞基というプロレスラーはまた一つ上にいけると考えて自問自答しながら米国に行ったんですけど。2つ大事なものを見つけてきて、語ろうとも、表に出そうと思わないけど、大事な2つを胸に、石井さんと戦う覚悟、ベルトを持って自分が石井さんに挑戦する覚悟ができました。この試合を会場にいるお客さんだけじゃなくて、いろんなマスコミ、世界中、すべての人に見てもらって、ガンプロが世界にアピールできるチャンスだと。この2人だったらできると思ってるんで」と話した。

 米国で得たことについて、渡瀬は「今まで自分が正しいと思って突っ走ってきたプロレスを、否定するんではなく。それにプラスして、こうすればいいんだ、これも正解だというのが自分のなかで見つかりました」と目をぎらつかせた。

 最近の渡瀬の印象に関して、石井は「すごい身を削る戦いというか、ハッキリ言って好きなタイプのチャンピオンだなと思います。渡瀬は“怒りをエネルギーに変えて”“自分には感謝しかない”と言ってましたけど。渡瀬とは仲がいい部分もあったけど、自分は昔から仲がいいほど非情になれる。余計燃えてくるものがある。そういう気持ちでいきます」と覚悟のほどを示した。

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