LIL LEAGUE、初の単独ホールツアー決定 ファンミ最終日に発表 THE RAMPAGE 岩谷翔吾と浦川翔平も見守る

 

 続いてのパートではメンバーたちのルーツとなるカバー曲を届け、トークパートとのギャップで魅了した。

 EXILEの楽曲から「Heads or Tails」と「Touch The Sky」という難易度の高い2曲を立て続けに披露。中村のソウルフルな歌声がリードした「Heads or Tails」は、百田がオーディション時の課題曲として歌唱した思い出の1曲。中村・百田・岩城が中心となって力強いボーカルを響かせ、アーティストとしての存在感を見せつける。もう1曲の「Touch The Sky」は、EXILE20周年の節目に行われた“EXILE TRIBUTE”企画にて、BALLISTIK BOYZがヒップホップ色の強いオリジナルアレンジを加えたバージョンで、巧みなマイクリレーが見どころ。同曲は、難波がオーディション時にボーカルとして挑戦した課題曲だが、本公演では低音を効かせたラップで、観客を翻弄した。そして最後のカバーは、武道館公演でGENERATIONSと『iCON Z』第一章のライバルグループ(KIDMATIC、CROONERZ)と共に披露した「EXPerience Greatness」。寄り添いながら手を振る6人に導かれるように会場が1つになると、メンバーは清々しい表情で感謝を叫んだ。

 盛りだくさんの内容で届けたイベントの中盤には、再び岩谷・浦川コンビがステージに現れ、ゲーム企画を実施。マネージャーが撮影したメンバーの写真(身体の一部)を映し出し、それが誰かを当てるクイズ。ほとんどが手や指先の写真というかなりマニアックなクイズにも関わらず、「爪の形でわかる。星那くん!」と斜め上の回答で会場を沸かせたのは、岡尾(しかも正解)。最下位の百田は、次点の山田・中村を巻き込んで罰ゲームに挑んだ結果、そのロシアンルールレットでも“すっぱい水”を当ててしまうというミラクルを発揮し、笑いの神を降臨させた。

 その後も、ファンからの質問に答えるコーナーや来場者へのプレゼント企画など、ファン想いのLIL LEAGUEらしい企画が続いた。

「みなさんの声を僕らに届けてください!」と言い添えた、本編ラストの「Coloring Book」では、ファンの大合唱がメンバーたちの未来を明るく照らした。