重岡兄弟の兄・優大が「こいつが横にいなかったら俺はここに立ってない」と弟・銀次朗に感謝の言葉【3150FIGHT】

試合後のマイクで優大(右)は隣りに立つ弟・銀次朗に感謝の言葉(撮影・須山杏)

 これを受けてセコンドに就いていた銀次朗は「自分はやってくれると信じていたというか、勝つと思っていたので、今は頭が真っ白ですね。取りあえず夢をかなえて安心しているます」と笑顔を見せた。しかし「取りあえず2人の夢は叶えたが、もっともっと大きくなりたいし、強くなりたいし、2人でボクシング界を盛り上げるつもりでやっているので、まだまだ強い奴といっぱい戦って、もっと強くなって、もっと目立っていきたいと思っている」と気を引き締めた。

 最後に優大は「僕は弟よりダメな部分やだらしない部分があった。銀が小さい時から一緒に格闘技をやって20年くらい経つんですが、こいつが横にいなかったら俺はここに立ってない。これからも重岡兄弟2人で一緒になって、どっちが前とか後ろとかでなく、2人で一緒に行けるところまで行ってやろうと思っているんで、重岡兄弟の活躍を“こいつらどこまで行けるのか?”というのを楽しみにしていただけると、僕たち、どこまでも強くなって上を目指すんでよろしくお願いします」と弟への感謝の言葉で締めくくった。

「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)
◆第9試合 WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦 12回戦
●ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)(7R25秒、KO)重岡優大(ワタナベ)○

◆第8試合 ヘビー級 8回戦
○但馬ミツロ(KWORLD3)(1R2分、KO)ナビーン・バーマ(インド)●

◆第7試合 IBF世界ミニマム級暫定王者決定戦 12回戦
●レネ・マーク・クアルト(フィリピン)(9R2分55秒、KO)重岡銀次朗(ワタナベ)○

◆第6試合 56.5kg契約 8回戦
○中川麦茶(一力)(5R1分34秒、TKO)ロビン・ラングレス(フィリピン)●

◆第5試合 スーパーフェザー級 8回戦
○奈良井翼(RK蒲田)(判定3-0=79-73、79-73、80-73)アーノン・ユーパーン(タイ)●

◆第4試合 スーパーライト級 6回戦
●三好竜太(KWORLD3)(2R2分59秒、KO)関根幸太朗(ワタナベ)○

◆第3試合 スーパーバンタム級 6回戦
△小林 廉(エスペランサ)(判定0-1=56-58、57-57、57-57)細川兼伸(ワタナベ)△

◆第2試合 スーパーフライ級 6回戦
花田 颯(KWORLD3)(中止)スリヤー・ゲーオカーオ(タイ)

◆第1試合 ライトフライ級 6回戦
○岡 朱里(KWORLD3)(1R1分40秒、TKO)スリヤー・ペットクム(タイ)●
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