THE RAMPAGE 浦川翔平、BUZZる豊洲市場で「早起きは三文の徳」を体感〈BUZZらないとイヤー! 第49回〉
時間も8時半を過ぎ、観光客もひと段落した飲食店街
向かったのは、同じ水産仲卸売場棟の2階にある飲食街。寿司、海鮮丼、洋食、喫茶といった店がずらりと並び、築地市場時代をほうふつとさせる吉野屋も。なかには市場で働く人しか利用できない店もあって、「市場関係者のみ」の文字に気分がアガったりもします。
長い行列ができる店も少なくなく、この日も「寿司大」は大人気。前回の「BUZZってる豊洲市場を見にいく!〈BUZZらないとイヤー! 第48回〉」で、マグロのせりを早めに切り上げてきた人たちがいましたが、その人たちの狙いはおそらくこの店かも。翔平さんを待っている間、外国のお客さんやら日本の方何組かに聞かれたんです。「寿司大はどこ?」って。
市場関係者のみのメニューもあるんです(担当撮影)
「並びますか?」とちょっと微妙な表情だった翔平さんでしたが、狙いをつけていた「築地魚河岸 仲屋」さんは店頭で2人ほど待っているという悪くない状況。カウンターだけのお店で、市場で働く人にも人気のお店です。市場関係者が来る時間はカウンターの半分が市場関係者専用になっていますが、時間はすでに8時半を過ぎたところで全席が一般に開放されていました。
「……8時、朝食、海鮮をほお張る♪」……えっ?
「何食べようかなあ」と翔平さん。メニューは店頭で決めるシステム。店頭にずらっと並んだ元気いっぱいの文字や写真の中から選びます。人気は海鮮丼です。
お店の方が店頭まで注文を聞きに来てくれ、店内に通されて席に着くと、注文の品が到着するというスムーズさ……。店員さんが「今日は1人お休みになっちゃって大忙しなのよ!」と言ってましたが、そんなこと一切感じさせない手際の良さです。それもまた市場ゆえなのかも。
少し遅れて店内に通された担当が見たのはグラスを片手にご満悦の翔平さん。……それは何ですか?まだ朝9時前ですけど!
グラスが半分空になったところで、翔平さんの「うに入り海鮮丼」がどーんと到着。すし飯の上にマグロ、サーモン、エビ、ウニなどなどがところ狭しと乗っています。お味噌汁と小鉢に入ったシジミの佃煮、香の物もついて、朝からなんとも贅沢。翔平さんは箸をつけると「うまいっ!」とパクパク。「さあウニ行きますよー!」とお知らせはしてくれますが、おいしいものを食べるときは言葉少なになることは当然のこと。途中、さりげなくビールをお代わりしながら完食。「おいしかった!」と大満足です。
ほお張られた海鮮たち
さて、胃袋も満たされたところで、いいお時間。豊洲市場のまとめと行きましょう……!