「5時に夢中!」のMCを務める大島由香里「一番面白くないのはコメンテーターに気を使わせること。どんどんいじってほしい」
大島由香里インタビュー〈前編〉
TOKYO MXの夜のワイドショー「バラいろダンディ」(バラダン)のアシスタントを務めていたフリーアナウンサーの大島由香里が4月3日から同局の「5時に夢中!」(ゴジム)に“移籍”。同じくフリーアナウンサーの垣花正とともにダブルMCとして登場している。そんな大島に番組のことなどについて聞いた。
垣花正とダブルMC
まずは4月3日の初登場の際に月曜コメンテーターのマツコ・デラックスさんからいきなり洗礼を浴びました。
「 “ですよね”という感じでした(笑)。それに“ありがたいな”とも思いました。マツコさんとはレギュラーでご一緒するのは初めてなんですけど、今までもゴジム終わりのマツコさんとバラダン前の私でメイク室などでお話させていただいたことは何度もあったので“初めまして”という感じではないところからのスタートだったというのはすごく大きかったですね。ありがたいです」
それまでマツコさんと他の番組で共演したことは?
「一度、『アウト×デラックス』でご一緒させていただいたんですが、実はそれ以外はないんです」
その時はそんなに激しいことはなく?
「はい。“どうも”っていう感じだったんですが、ゴジムとなると話は違うだろうな、というのはある程度は覚悟していたので、いいんです。ありがたいとしか思わないです」
それこそがゴジムだと?
「はい(笑)。変に気を使われるのは私も嫌なので。気になることはどんどん聞いてほしいし、突っ込んでほしいし。私も純粋に気になったことはマツコさんに聞きたいなと思っています。そういう、緊張感はあるが肩の力は抜けているという感じの関係性というかポジションでいたいなとは思います」
一緒にダブルMCを務める垣花さんとはバラダンではMCとアシスタントという形で一緒に出演していました。久しぶりの垣花さん、何か変化はありましたか?
「垣花さんがMCになってからも一視聴者としてゴジムを見ていて、“いや~、垣花さん変わったな”と思いましたよ(笑)。実はいじられ慣れてない方だな、とバラダンの時に思っていたんです。垣花さんとバラダンを始めたときは2人とも“バラダンってどんな感じだろう?”と探り探りでしたし、お互いに“どういう人なんだろう”というところも探り探りの本当のゼロからのスタートでした。とはいっても男性アナウンサーなので、男性アナウンサーの性質とか仕事の仕方みたいなものはつかみやすかったんですが、人間性の面ではようやく分かってきて私も忌憚のない意見が言えるようになったくらいの1年半でバラバラになってしまったんですよ。そこから“ゴジム、どうかな?”と思って見ていたら、最初、垣花さんがめちゃくちゃいじられ倒されて固まっていて。“まあ、そうなるよね”って(笑)。“ガンバレ! 垣花さん”って感じで見ていました。
でも今回、ゴジムに来て思ったのは、その1年半のバラいろダンディでの期間と先に垣花さんが2年間で培われたゴジムでの関係性によって、私にとってベストな状態の空気ができていたなということでした。初めましてのMCでもないし、垣花さんもゴジムのコメンテーターの皆さんとの関係性もできているしという中ですごく心地よくダブルMCというポジションに入れさせてもらえたなと、なんとなく思っています」