「5時に夢中!」のMCを務める大島由香里「一番面白くないのはコメンテーターに気を使わせること。どんどんいじってほしい」

(撮影・上岸卓史)

「嘘をつかないというのが基本。あとは背伸びをしない」

 コメンテーターはバラダンは男性が多め、ゴジムは女性が多め。そこは意識しますか?
「あまり考えてないです。話す時にその人の性別をあまり考えないというのは、もともとそうだったかもしれないですね。年齢は失礼にあたってはいけないと思うので考えますが…。でも梅沢さんには結構失礼なことを言ってましたかね(笑)。でもそこはあまり年齢や性別を深く考えすぎないほうがいいなと思っているからこそというのはありました。基本的にはすごく無意識です」

 そういった考え方は昔から?
「多分そうですね。“男性の前だからこう”ということが器用にできないタイプだったということがあって。そしてそういう自分が嫌だったんですよ。そういう人間関係でいうと、男社会で女性がうまくやっていくにはある程度の女性性を使わなければいけないところがあるかもしれませんが、そこがハイパー下手くそなんですよ(笑)。ということはずっと感じていました。私はいろいろなところでの学びが基本にあったうえで今ここにいるんですが、だんだんそういうことを気にしなくてもいいようになってきました。MXさんもそうで、息がしやすい感じがするというか、そういうことを気にしなくていい楽さというか、そういったものが私の生きやすさにつながっているのかもしれないです。年齢についてはあまり年上年下関係なく、失礼のないように接しようとは思います。でも無意識のうちに失礼なことをしてしまう可能性はあるだろうから、そこは丁寧に向き合わないといけないなとは思っています」

 視聴者の男女比の差についての意識は?
「そこも意識していないんです。ゴジムは主婦が見ているから“主婦に受けるような発言をしなきゃな”と思うと、そんなことで小さい嘘をついていってもきっとばれるしすぐにぼろが出る(笑)。軽く打たれたコメンテーターさんのジャブでノックアウトされると思うので、嘘をつかないというのが絶対の基本。あとは背伸びしないというのがめちゃくちゃ大事だと思います」

 早くも番組になじんだ感のある大島。今後、垣花とのダブルMCでどういった活躍を見せてくれるのか。

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