斎藤裕が「自分が勝つので朝倉未来vs平本蓮戦は実現しない」と断言【RIZIN LANDMARK】

ミット打ちでは切れのいいパンチを見せた斎藤

 今回のオファーを受けた際の心境については「あのときは“自分に来たか”みたいな感じはありましたけど(笑)。まあ、大晦日に発表したいということだと思ったので、あまり長い時間をかけずに今決めなきゃいけないことなのかなとは思った。やるにはいい相手だと思った」、“やるにはいい相手”というのは「いろんな人にいろんなことを言われるが、まず試合が面白くなるなとは思った。その時は日程や会場は発表されていなかったけど注目されるだろうし、自分としては練習を頑張れるかなと思った」などと語った。

 キャリアが大きく違う中、このカードが組まれた理由の一つには平本が弥益ドミネーター聡志に勝利したことも大きい。斎藤は弥益vs平本戦については「あれは平本選手サイドの作戦がはまったというふうには見ていました。戦前からぎりぎりまでいろんなことがあって、“ドミネーターさんは気の毒だな”と思って僕はみていたのですが、それも含めて平本選手サイドのいろいろな策略というか作戦ががはまった試合。展開的には自分の空間を作るのが上手なので、そこにうまくはめたと思った」と分析した。今回の試合については「どういうふうに出てくるか分からないので、それ次第かと思っています」とも語った。この試合は平本が練習中に足をケガしたことから試合の5日前に契約体重が−66kgから−70kgに変更されるというアクシデントがあったのだが、これについては「そうですね……。あまり角が立つことを言うと、あれなんで(笑)。平本選手のファンも怖いですからね。あんまりあれですけど、直前に4キロは1階級ですよね。1カ月前とかに変更ということであれば、弥益さんもまだよかったかもしれないですよね。1週間前くらい? 体重も結構落としていたし、全く減量をしていない選手と落としていた選手。それがフェアかどうかという見方ですよね。やっている選手は分かると思うんですが、世間ではそんなに分からないことなのかと試合後の反応を見て思いました」と語った。