バナナマン設楽 たけし城との“運命”語る「コンビ結成時に“おさむ城”を作りたいと言ってた」
配信番組『風雲!たけし城』のワールドプレミアが20日、恵比寿ガーデンプレイスにて行われバナナマンの設楽統と日村勇紀、谷隼人、木村昴らが登壇。1日限りの豪華なたけし城のセットにバナナマンがコンビ結成時の思い出を明かした。
「痛快なりゆき番組 風雲! たけし城」は1986年から1989年までTBS系列で放送され人気を博した視聴者参加型番組。ビートたけしが城主を務める難攻不落の「たけし城」を落とすべく参加者が数々のゲームやアトラクションに挑む。今回新たに『風雲!たけし城』として動画配信サービス「Prime Video」にて配信される。
たけし城の“家老・家臣”を務めるバナナマンの2人もオリジナルをリアルタイムで見ていたと大興奮。設楽が「実はコンビを組んだとき、将来たけし城みたいな“おさむ城”をやりたいんだと言ってたんです」と明かすと日村も「本当に言ってたんです」とうなずき、運命的なオファーに大感激。
オリジナルで攻撃隊長を務めていた谷隼人との共演も「CGじゃないんですからね!」と感激しきりの設楽。日村が「何も変わりませんね、谷さんって」と感心すると、谷が「34年前の隊長の指揮棒を持ってきたんです。実は当時、たけしさんがゴルフにハマっていたときプロデューサーと癒着して、次のロケ地はゴルフ場がいいんじゃないかと。それで美術さんがゴルフのグリップで作ってくれた」と当時の裏話を披露した。
収録には“殿”ことビートたけしも参加したといい、設楽は「過去にも共演したことはあるんですけど、実際にたけし城の殿として会うと膝がガクガク。ものすごいトークのスピードで、その間に言えるのは“殿!”だけでした」と苦笑しつつ「これがたけし城だよなって言ってました」とたけしの言葉を明かし、一同も“殿”の言葉に感動の面持ち。
さらにこの日は、水に浮かんだ偽石を見極めながら対岸まで渡る「たけし城」の名物ゲーム竜神池を、この日限りの特別バージョンで再現。設楽は「“殿”から、今日は来られないけど、と言伝てを預かってまいりました」と「クリアした者を、このたけし城の1日城主に任命する」というお触れを発表。設楽と日村は、谷から伝説の指揮棒を借り、挑戦者の狩野英孝とハリウッドザコシショウに血気盛んに号令をかけたが、2人ともあっさり撃沈し会場の笑いをさそっていた。
Amazon Original『風雲!たけし城』はPrime Videoにて4月21日より配信開始。