大久保琉唯の返上による第2代フライ級王座決定トーナメント開催。山脇飛翼、大鹿統毅、大夢、長野翔が参加【Krush.149】

準決勝第2試合で対戦する大夢(左)と長野翔

 第2試合の大夢は初代王座決定トーナメントの決勝で大久保と対戦し、延長にもつれ込む接戦の末敗れ惜しくも王座獲得はならず。ここまでのプロ戦績は10戦8勝(4KO)2敗。大夢は「思っていた形と違うが、こうしてまたベルトを巻くチャンスをいただいて、うれしく思っている。このトーナメントは僕のためのトーナメントだと思っている。過去の忘れ物をしっかり回収します」とベルト奪取を誓った。

 対する長野はK-1アマチュアのチャレンジAクラスの−55kgで3度の優勝を果たし、昨年8月にプロデビュー。ここまで3戦3勝の戦績を残している。KO勝ちこそないものの、3試合すべてでダウンを奪っている。長野は「ベルトどうこうと言うより、ライオンがウサギを狩る時のように誰が相手でも思い切りぶっ飛ばしてやろうと思っています」とかつて魔裟斗が「K-1 WORLD MAX 2003 ジャパントーナメント」の決勝戦で武田幸三と対戦する際に語ったフレーズを用い、その意気込みを示した。

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)
〈4月20日発表のカード〉
◆第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs 大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs 長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
準決勝(1)勝者 vs 準決勝(2)勝者

◆第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)vs 石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning)

〈既報のカード〉
◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)

◆[Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)vs 提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)vs SEIYA(POWER OF DREAM)

◆Krushスーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R
丸山公豊(宮田ジム)vs 木村太地(TEAM RHAPSODY)

◆Krushフェザー級/3分3R・延長1R
佑典(月心会チーム侍)vs 宮崎勇樹(FLYSKY GYM)

◆-58.5kg契約/3分3R・延長1R
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs 林眞平(SOLARE KICKBOXING GYM)

◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R
松本和樹(T-GYM)vs 下村泰平(K-1ジム総本部チームペガサス)
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